TOPスタッフ日記【都立中】全敗は出願の失敗が原因

2024年02月28日 水曜日 【都立中】全敗は出願の失敗が原因     ( スタッフ日記 )

中学受験や大学受験では、出願校にすべて不合格になるいわゆる全敗もしくは全滅が少なくないが、おもな原因は出願校選択の失敗から起こる。

中学受験の全敗は、通っている大手塾合格実績稼ぎの陰謀にはまり、かつ受験生親子の下心が加わって、出願中学の選定を失敗することで起きる。

大学受験の全敗は、受験生は幼くなく客観的な判断はできるはずだから、過度なプライドや自信過剰か、情報収集能力の乏しさがら、出願大学の選定を失敗することで起きる。

挑戦することは悪いことではない。むしろ称賛されるべきである。

挑戦したい中学や大学に出願するのはよいが、実力相応の学校などと適切な併願を組んで挑戦すべきである。すべてが挑戦では全敗を自ら選び取りに行っているようなものである。

少子化や、大学設置基準緩和による新設大学激増で、大学受験浪人が流行らなくなって久しい。浪人生がおもな収益源だった大手予備校の事実上の廃業は、そうした時代背景の産物であった。

少子化が進行し、新設大学が増加しても、難関大学への合格が難しいという構図はそのままだ。受験生人口は半減したが、大都市圏に人口が集中したことで、大都市圏の国立大学や難関私立大学の難易度は大きくは下がっていない。むしろ難化した大学さえある。

ただ、男女の社会参加の均等化から女子が共学の大学を選好するようになり、かつては超難関であった名門女子大の多くは、かつてより合格しやすくなった。名門女子大の教育力が落ちたわけではないので狙い目かもしれない。

また、地方での人口減少が顕著であることから、人口減少が著しい地域の大学も合格しやすくなったところが多い。地方国立大学の教育力が落ちたわけではないし地元では名門であり続けているから狙い目かもしれない。

国際化の流れで多くの大学が国際系学部を新設増設したので、かつては超激戦であり狭き門であった名門大学の外国語学部の人気や難易度も大きく下がった。外国語学部で学ぶことを熱望する受験生には朗報であろう。

総合型や推薦型の入学者選抜が、大学入試の本流の一つになりつつあるが、難易度や知名度や評判度などから志望校を選択するような受験生ばかりが入学してくることをよしとしなくなった、大学側のまっとうな判断の産物でもある。

ただ難易度の低い大学では、受験生の学力不足から一般入試が機能しなくなっていて、総合型や推薦型がそうした学力不足の受験生であっても入学させることができる、格好の言い訳として機能している実態があることもまた事実である。それが総合型や推薦型が揶揄される一因にもなっている。

総合型や推薦型と一般型を直接に比較することはできないし適切でもないが、難関大学や有名大学の総合型や推薦型は、一般型よりも突破が難しいと考えておいた方がよい。

才能や意欲に満ちた受験生が想定以上に多いということが、新しい大学入試制度から鮮明に浮かび上がってきている。

もう一つ特筆すべきは、個人的な判断ではあるが、適性検査型の入学者選抜を勝ち抜いた受験生が、総合型や推薦型はもちろんだが、新しい時代の思考力型や総合型の一般入試にもめっぽう強いという印象を、年を追うごとに強めている。

ただベタな努力をするしか取り柄がないほとんどの受験生は、中途半端に学校生活や青春を謳歌しているようでは、新しい時代の入学者選抜の敗者となることは必至である。

ほとんどの人は努力する以外に成功への道はないだろうから、弛まず緩まず、ただひたすらに、努力を継続するしかない。

どんな時代であっても、努力の継続こそが、精度の高い、成功への道であることに、変わりはないから。


<お知らせ>
数日前のスタッフ日記でご案内の通り、今年度は新小6中学受検生と新高3大学受験生の塾生募集を行います。新小6は通常募集の最終募集基準と学習意欲や学習姿勢や学習態度で、新高3は学習意欲や学習姿勢や学習態度のみで、お引受けするかどうかを判断します。

高い合格率を追求する指導姿勢は貫きますので、次のことをお願いします。

中学受検生は通塾受講する場合は「通い放題」を在宅受講する場合は「受け放題プラス」を、大学受験生は指定の通塾曜日と時間帯での通塾受講を原則とします。また、募集締切ですが、ゴールデンウィーク前の受講開始を原則とします。夏期講習は任意ではございますがフル受講を原則とします。

楠隼中志望者は男子校のため男子限定での募集としますが、都立中志望者は事実上ほぼ女子限定での募集になるかと思います。

大学受験生は志望校合格レベルに英語の実力が到達していない高校生を想定しています。多くの男子高校生が該当するのではないかと推定しています。

詳細は体験授業の際にご相談してください。

「体験授業のお申込方法」をご覧いただいて、ご連絡をしてください。


さて、

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<<令和6年度の募集予定人数のご案内>>

■通常募集
小4:通塾5名以内、在宅3名以内
小5:通塾数名以内、在宅数名以内・・小5の6月まで
中1:通塾3名以内、在宅2名以内・・中1の10月まで
高1:通塾数名以内・・中3の3月(国公立)か高1の6月(私文)まで

■特別臨時募集
小6:通塾数名以内、在宅数名以内・・4月GW前まで
高3:通塾数名以内・・4月GW前まで

合計:通塾8名以内、在宅8名以内

*募集期日になりましたら予定人数に達していなくても年度募集を終了します。

*通塾は、新規入塾が8名に達しましたら、全学年の通塾生の年度募集は欠員募集のみとします。また、通塾による夏期講習などの講習生の募集はいたしません。
*在宅は、新規入塾が8名に達しましたら、全学年の在宅生の年度募集は欠員募集のみとします。また、在宅による夏期講習などの講習生の募集はいたしません。


<<募集停止期間のお知らせ>>

令和6年3月11日(月)から、令和6年3月29日(金)まで

*停止期間中は、入塾のご相談や、体験授業の実施や、ご入塾手続き等は、すべてご遠慮いただきます。

 

 

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