TOPスタッフ日記【右と左】

2022年04月12日 火曜日 【右と左】     ( スタッフ日記 )

政治の世界には、右派と左派とか、右翼と左翼という用語がある。

フランス革命直後の国民議会の座席配置が由来だと言われているが、一般的に、右派とは保守的な政治思想をもつ政党や集団を意味し、左派とは革新的な政治思想をもつ政党や集団を意味すると言われている。

ふだん気にせずに購読している新聞にも、右派や左派がある。

イギリスを例にとると、次のような分類が一般的であっただろうと思う。イギリスに住んでいたのは数十年前のことだから、今はどうなっているか詳しくは知らない。あくまでかつてのお話しである。

The Daily Telegraph(右派)
The Times(右派)
The Independent(中道)
Financial Times(中道あるいは中道左派)
The Guardian(左派)

Financial Timesは経済記事中心の新聞なので、右派かと思いきや、イギリス人に言わせると中道左派(ピンク)なのだそうだ。紙面もピンクでしょということらしい。実際の色は薄オレンジ色に近いので、ピンクと言われると違和感がないわけではないが、分かりやすい表現である。

ケンブリッジ大学で数学を学んだ知人は、The Independentを購読していた。支持政党は中道の少人数政党である自由民主党だった。保守党も労働党もしっくりこない様子だった。

発行部数的には、The Timesが最大だったと思うが、購読者には成功した資本家や事業主が多い印象であった。

日本では馴染みが薄いかもしれないThe Guardianは、知識人や教育レベルの高い女性に購読者が多い印象であった。

左派でも一般庶民には、大衆紙のThe Daily Mirrorの方が人気があったように思う。

では日本ではどうだろうか。一般的な解釈では次のようになるであろう。

産経新聞(右派)
読売新聞(右派)
日本経済新聞(中道)
毎日新聞(左派)
朝日新聞(左派)

読売新聞の購読者には、右派の自己認識がある人がどの程度の割合いるかわからないが、政治面や論説などはかなり右派的な論調となっている。

朝日新聞の購読者には、右派の自己認識がある人がどの程度の割合いるかわからないが、政治面や論説などが左派的な論調なのは有名である。

民放テレビ局と新聞社は協力関係を築いていて、次のような組み合わせになる。

朝日新聞:テレビ朝日
毎日新聞:TBS
日本経済新聞:テレビ東京
読売新聞:日本テレビ
産経新聞:フジテレビ

ニュース番組や報道特集番組などでは、各局の個性がハッキリすることが多いが、あまり極端な編集にはなっていないことも多いので、気がつかずに視聴している方もいるかもしれない。

それぞれ自由に報道すれば良いのだが、どこかの国のように、あからさまにプロパガンダ報道になってしまうようなことがないことを望む。

それ以上に怖いのは、自由に報道しているつもりが、自由に視聴や購読する放送局や新聞社を選んでいるつもりが、実はそれぞれが、特定のプロパガンダに汚染されていることであろう。

 

 

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