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2016年08月22日 月曜日 この親にしてこの子あり?     ( スタッフ日記 )

この親にしてこの子あり?
Like father, like son. (Like mother, like daughter.)


ネット上に面白い記事を見つけた。

♪祖父は東大、祖母はお茶の水女子大卒。
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♪母親とその兄弟は、それぞれ現役で京大、神戸大、早稲田に進学 + 父は京大卒。
  ⇓
♪子が、中3の定期テストで下から1/4ぐらいの順位。

何が起きていたのか?

「ベストアンサー」には選ばれていないが、回答No.3のご指摘が的を得ていると思う。要約すると以下のようになろう。

・「この母親」は子供のころから「特に苦労しなくても勉強ができた」と思っているが、 実は幼い頃に、この母親のご両親(祖父母)はそれなりに苦労して勉強をするよう仕向けてきたはずだ。

・勉強や宿題に対してルールを身につけさせるなど、基礎づくりはしっかり行ってきたはずだ。宿題をさせて、それがちゃんとできているかどうか監督していたはずだ。

・それを忘れた「この母親」は「頭がいい血筋だから、放っておいてもできるようになる」と思い込み、その努力を怠った。

・そのツケが「子」の学業成績に現れてしまった。

・小学校の勉強にもついていけていないということは、その頃に学習の手を抜いたか、甘かったはずだ。

・小学校2〜3年くらいまではつきっきりで宿題をさせなくてはダメですよ!

特に書き足す必要はないが、ここに書かれていることにお気づきかどうか、改めて問いたい。

小学校高学年や中学生になると、もう本格的に挽回する(注)のは容易ではないからだ。

注)成績が上・中・下の「下」から、成績トップ層の仲間入りをするようなことを指す。

小学校3年生までに、最低でも「宿題をしっかりやる」、「机に向かって勉強する習慣をつける」、ところまではしっかりご家庭で躾(しつ)けてほしい。

高校受験が近づいてから、「学習習慣が全くないんです・・」と言われても、人様の子供を「子育てし直す」のは至難の業だ。

逆に、保護者が高学歴でなくても、子供が幼いころから適切で相応の努力をしていればチャンスがある。もちろん、誰にでもできることではない。

過去のスタッフ日記で、「子供の学力」についての研究結果をご紹介した。熱心に子育て・教育しても、間違った子育て・教育をしていては効果は期待できない。

この親にしてこの子あり?
Like father, like son. (Like mother, like daughter.)


いいえ、子供は大人の父である!(三つ子の魂百まで)
The child is father of the man.(英詩人・William Wordsworth)


大人の能力はその子供時代をどう過ごしたかによって形成される、というような意味。子供時代(小学生活・中学生活)に勉強をサボった人が、その後に高い学力を発揮することはまずない。

ネット記事の出典: http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7393311.html

 

 

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